未来はもっと土臭く戻ったら…

皆さんこんにちは✨😃❗️

私の作品は自身の願望が込められております。自分の願望を絵にしているのです。😁

もし、世の中の変化のスピードが今よりずっと緩やかで、経済やお金、技術開発の成長もサービスや利便性の向上も、もっと緩やかなテンポが許されるような世の中に戻ったのなら…何て願望を抱いて絵にしております。

先祖代々のしてきた仕事をそのまま継承していけるのが普通の世の中に戻ったのなら…。

今よりもっと人と人との関わりが豊かで、多少の不甲斐なさも許容され、自己責任論が叫ばれなくなり、人の心に合理性が少なくなると同時に情緒性がもっと育まれ、何か事足りたもので満たされていく世の中になるのではないかと思うのです。

変わらないものは変わらないまま残って、代々人の心に刻まれていく。変わらないものを大事にする世の中。心の拠り所である故郷を大事にする世の中。

そんな考えは時代に逆行しているようで、現実を見ていないと誤解されてしまうかもしれません。

でもそんな世の中を望んでいる人は私だけではない筈です。

もっと未来は土臭く、泥臭くなってもいいのではないか?

未来はもっと懐かしさと郷愁にあふれてもいいのではないか?

きっとそんな強い思いが誰かの心に届く筈。

言葉では言いにくいそんな気持ちを絵に託しているのです。

感動を与えられるような絵

私は金銭欲に疎いためか、絵を稼ぎに繋げようなどと考えてしまうとどうも駄目で、うまく絵が描けません。

ただ、私の拙い絵を通じて、ほんのわずかな人に小さな感動を与えられたら…。

嬉しい反応を頂けるのが私にとって大きな喜びで、それがとても嬉しくて、僅かながらも感動していただける絵を描こうと描き続け、今に到っております。

43回日本きりえ展出展に向け追い込み製作中の作品

これまで全く接点のなかった方に、絵を通じて感動していただけるということはとても嬉しいことです。

世の中が日に日に便利にスマートになり、変化のスピードがどんどん増して、うっかりすると置いてけぼりになりそうな、落ち着かない現代。

そんな中で、変わらずにあるもの、忘れ去られていたものに眼差しを当て、そんな変わらない世界を想像して描いて、観て頂ける人に何か心の拠り所の様なもの、ふるさとの温かさやしっとりとした郷愁を感じて頂けると嬉しいのです。

第26回彩の国さいたまきりえ展

 3月末頃にさいたまきりえ展が開催予定です。

 生憎昨年はコロナウィルスの感染対策のため、中止となってしまいましたが、

 今年度は何とか開催されることを祈っております。

 私は今回で6回目の出品予定で、2点ほど出展する予定です。

 大々的にお越しくださいとは言えない状況ですが、無事に開催されるといいなと思います。

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。

2021年の幕が開けました。

画像は本年の年賀状のためにもに作った「どんど焼き」の絵です。

またいつか人と気がねなく楽しく話し、気軽に触れ合える日が戻るのをお祈りしてります。