現在は来年3月開催の日本きりえ美術展に出展するきりえの下絵を描いております。

いつも人物から入ります。

それと並行して、来年2月に日本橋のギャラリーで開催のグループ展に出展するきりえの下絵も、これまた人物から描いております。

いつも空想の物語を絵にしておりますが、釣りとか編み物とかあまりやったことがないことや慣れない服装など絵に描くのは結構大変です。
また、人物と背景を構図的に無理なく絵に収めるというのも、これも結構苦労しております。
強調したい人物の背後がゴチャゴチャしていると、切り絵だと特に髪型とか人物の輪郭が分からなくなってしまいますので、大抵はアイレベルを下に持っていって描くようにしております。
構図、大体のアタリが掴めたら、そろそろ一休みして、これから年賀状の絵の構想を練りたいと思います。
切り絵というのは、細かい作業で、手先が器用な人が向いていると思われがちですが、さほど細かくない私のきりえは、切る作業は工作のようなもので、多少の根気と意欲があれば初心者の方でも気軽にできるかと思われます。
その何倍も作品の構想と下絵に労力を費やしております。
「構想、下絵 」: 「切る、貼る 」の比率は、
自分の場合は8:2 ぐらいかな?と思います。
切り絵の作り方は結構色々なサイトで見られますので、次回は下絵の作り方を自分なりにご紹介できたらと思います。
絵の上手い下手に関わらず、自分だけのオリジナルの世界を創作して人に観ていただくこと、自分の世界を表象すること、切り絵に関わらず、それが創作の魅力だと思います。