来年開催の日本きりえ展に向けて、下絵作りを始めました。

私はいつもまずは人物から、顔から入ります。(表情も体のポーズも私のようなアマチュアにはまだまだ難しい)
今年はウィルス感染の影響で、作品を出展させていただく機会が減りまして、製作意欲も下降気味だったのですが、久々の貴重な展示の機会。
大作を手掛けるのは5ヶ月ぶりで、感覚もなまってしまっておりました。
搬入までがあと2か月。気を引き締めて取りかかっていこうと思います。

毎回、構想、自分の物語を練ってそれに見合った風景のあるところを訪れ、さらにそこから構想を具体的にしていきます。
写真は地元埼玉県の比企郡川島町の鳥羽井という所の(ホソ)と呼ばれる用水路です。
夏場にはここで釣りをする人もいるかと思います。
以前夏に訪れた説きは、近くの水田に大きな鯉が泳いでました。
スケッチはまだ慣れていないので、カメラに頼ってますが…
何となく心に焼き付いている懐かしい風景、温かな光景…そういったもの、心象風景のようなものをきりえにしております。
本の少しの人でもいいので、何か懐かしさ、温かさを届けられたら、小さな感動を与えられたら…そういう思いで描いております。